絵の具を知ろう!

日本カリグラフィーアート協会

2018年06月05日 19:36


絵の具の種類について
今回は作品展用の名前を書く「ガッシュ」の特徴をご紹介します。

ガッシュとは
不透明水彩絵具〈ガッシュ〉は、透明水彩絵具に比べ顔料分が多いため、
塗り重ねによって下の色を覆いかくすような色面の表現ができます。

特徴
1.発色が鮮明
厳選された顔料の美しさがそのまま画面に表現できます。

2.優れた耐光性
退色の少ない優れた顔料を多く使用しています。

3.強い隠蔽力
色彩が鮮明で隠蔽力が強いので、下の色をおおい隠す表現ができます。

絵の具もいろいろなメーカーから販売されています。
メーカーによって発色や粒子の違いがあるので、実際に彩色してみるといいと思います。
(ご自分の持っている絵の具の色見本を作ってみてください。
作品に使用する水彩紙で作成するのがいいでしょう!)

これから購入をされる予定の方へ(購入チェックポイント)
・ホルベイン(日本)は一番手ごろで手に入りやすく、はじめての方は扱いやすいです。
・ウィンザー&ニュートン(イギリス)は、発色がとてもいいですが、
残念ながら取り扱っているお店が静岡県内であるかな?位少ないと思います。
・シュミンケ(ドイツ)は、混色すると深みが増し、変わった発色が楽しめます。

*異なるメーカーの絵の具を混ぜ合わせても問題ありません。
 12色セットを購入後、お好きな色をバラで増やしていくのもいいかもしれません。

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